チューリッヒのiコンシェルサービス

チューリッヒがNTTドコモの携帯「iコンシェル」とGPSを活用した情報配信を始めた。

しかし、
「交通事故多発エリアに近づくとオートGPS機能により携帯電話の待受画面に自動的にアラートを発信し、交通安全のためのアドバイスをお知らせするものです」
という部分だが、運転中の携帯電話に情報配信するというのは、自動車保険会社がすべきサービスなのか疑問だ。

運転中に携帯電話を見ろというのだろうか。
それによってかえって事故を誘発しかねない。

それともう1点、そもそもドコモユーザーでどれくらいの割合が「オートGPS機能」を普段ONにしているのだろうか。

http://www.nttdocomo.co.jp/service/information/auto_gps/

機能的にできるからといって、サービスの前提条件にしてしまうと、企業側の自己満足になりかねない。

ただ、チューリッヒはiPhoneアプリといい携帯GPSの活用といい、先端技術に積極的に取り組んでいることは事実であり、その点は大いに評価したい。

【追記】
よくよくニュースリリース文を読んでみたら、対象が歩行者向けだった。
ますます意味がわからないサービスだ。



保険業界で初めてNTTドコモ「i(アイ)コンシェル」とオートGPS機能を活用した情報配信を開始
~事故の防止につながる交通安全情報をリアルタイムにお届けします~

2010年8月2日

チューリッヒ保険会社(東京都新宿区 日本における代表者 マーカス・ポートマン、以下チューリッヒ)は、本日よりNTTドコモが提供する情報配信サービス、iコンシェルとオートGPS機能を活用し、交通事故の抑止を図るための交通安全情報をリアルタイムに配信するサービスを開始いたしました。チューリッヒは、業界に先駆けてITを駆使した様々なモバイルサービスを提供してきました。今回のオートGPSを活用したiコンシェルのサービスも損害保険業界初になります。

これは、iコンシェル内のチューリッヒ保険にご登録いただいたお客様が、交通事故多発エリアに近づくとオートGPS機能により携帯電話の待受画面に自動的にアラートを発信し、交通安全のためのアドバイスをお知らせするものです。交通事故多発エリアはチューリッヒの自動車保険データより、過去の交通事故情報に基いて抽出されたものになります。このサービスは主に歩行者の方を対象としており、例えばお子様の通学やレジャー、あるいは土地勘のない場所への外出時に、その現在地周辺の情報がタイムリーに発信されるため、交通事故防止にご活用いただけます。また、iコンシェルご契約者であればどなたでも無料でご登録いただけます。

このサービスはチューリッヒの「ケア」と「イノベーション」の企業理念に根差し、当社の契約者だけでなく、より多くの皆様に交通安全の意識を啓蒙し、交通事故の軽減・防止を目指すことを目的としています。また、当社は業界に先駆け、携帯電話を通じて自動車保険のご契約からGPS緊急通報サービスによる事故・故障時の対応等、モバイルテクノロジーを活用した様々な利便性の高いサービスを提供し続けてまいりました。今後もiコンシェルを通じて、お客様の日常に役立つ情報やお得なキャンペーン情報等、お客様ニーズに合わせたサービスの拡大を図ってまいります。

<サービス概要>
1. 配信対象者:NTTドコモ「iコンシェル」サービスのご契約者
2. 情報料:無料 (但しiコンシェルの月額使用料(税込み210円)とパケット通信料は除きます)
3. サービスの内容:携帯電話の待受画面に、利用者がいる場所にあわせて、現在地付近の事故多発エリアの注意喚起や事故防止につながる交通安全情報をリアルタイムに配信します。
*運転中のドライバーの方は携帯電話の利用をお控えください。
4. iコンシェル*1とは:NTTドコモが提供する情報配信サービスです。携帯電話がまるで「執事」や「コンシェルジュ」のように、利用者に合わせた情報を待受画面上のキャラクターがお知らせします。
5. オートGPS機能*2.3.4とは:利用者の今いる場所・時間を定期的に測位して、自動でサービス提供者に提供し続ける機能です。

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