就職したくない業界ランキング第5位「生保・損保」

日経HRが行った2011年3月卒業予定の都内の大学生・大学院生に対して行ったアンケート調査結果がでていた。

就職したい業界で4位になった一方、就職したくない業界で5位にランクイン。
「生保・損保」が就職したい業界としたくない業界の両方の上位にランクインしたのは面白い。


私は「うつ病」になったことで(理由はそれだけではないが)保険会社を辞めたのだが、その当時の業務のきつさは入社前の想像を大きく上回るものだった。

確かに給料は世間一般と比べるとよかった。しかし一方で失うものも多かった。
被害者や契約者に毎日怒鳴り続けられると、正常な精神状態ではなくなってくる。
何が正義で、誰のために仕事をしているのかわからなくなってきた。

就職活動をしている当時は、会社説明会でも「企業のリスクマネジメント」とか「海外の大型プロジェクトを支える」とかカッコいいことばかり聞かされ、勝手に自分もそういったビジネスマンになれると想像してしまっていた。

学生には、出来るだけ多くのOB・OGと会い(リクルーターではなく)、損保業界のスマートな部門だけでなく代理店営業や損調部門などの泥臭い部門の実情にも目を向けることを強く勧める。

そうでないと私のように、入社前のイメージと入社後のギャップに苦しまされることになる。


☆就職したい業界ランキング
「商社」(29.2%)
「銀行」(26.2%)
「食品」(22.8%)
「生保・損保」(21.3%)
「テレビ・広告」(18.4%)

★就職したくない業界ランキング
「フードサービス」で15.9%
「百貨店・スーパー・コンビニエンスストア」(13.8%)
「証券」(12.7%)
「公務員・教員」(12.6%)
「生保・損保」(11.6%)

インターネットによる調査で、2011年3月卒業予定の都内の大学生・大学院生756人が回答した。調査期間は2009年11月26日から12月2日まで。(日経HR調査)

調査の詳細は http://www.nikkeihr.co.jp/news/news_100115.php

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