イーデザイン損保からメールマガジンが届いた。
今回は「お客様アンケート結果発表:現在の自動車保険加入時に事故対応の良さは重視しましたか?」というものである。
「重視した」という回答が65.2%という結果になっているのだが、そもそもこのアンケートの対象者が誰なのかどこにも記載されていない。
「お客様アンケート」というのが、「イーデザイン損保の契約者」なのか、それとも「どこかの会社のユーザー」なのか、それとも「ポイントを集めているアンケートモニター」なのか、いったい誰なのだろうか?
よくよく文章を読むと「商品開発にあたりお客様アンケートを実施しました」と開業前のアンケートのようだ。
「事故対応の良さを重視した:65.2%」という数字と「お客様アンケート」という言葉の使い方はいかがなものだろう。
見た人によっては、「イーデザイン損保に加入した人の多くは、イーデザイン損保の事故対応の良さを重視して加入している」という誤認をしてしまうのではないだろうか。
自社アンケート調査の結果を、加入促進に使うのであれば、そのアンケートの詳細(実施機関、調査対象者、回答者数など)を明確にするべきだ。
おそらくhtmlメールのメルマガは広告代理店に作らせているのだろうが、イーデザイン損保がコンプライアンスの観点でチェックをしているか甚だ疑問を感じる。
東京海上グループといいつつ、その辺のチェック体制の甘さには、東京海上グループの信頼感は感じられない。
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