アクサダイレクトのロードサービス改定

JAFが昨年12月に会員の無料レッカー距離を「5キロまで」から「15キロまで」に伸ばしたようだが、アクサダイレクトも2009年4月15日以降の保険開始日となる契約から、ロードサービスの無料レッカー距離を契約初年度から「35キロまで無料」としてきた。

さらに、工場を顧客が指定しなければ、「最寄の」工場までであれば「距離無制限」としている。


従来は「25000円まで無料」とダイレクト自動車保険で唯一、「距離制限」ではなく「金額制限」としていたが、実質的にどの程度の距離まで無料なのかわかりづらかった。
この問題点を解消する狙いがあるのだろう。
これでチューリッヒの「100キロまで」にはかなわないまでも、ソニー損保をスペック面で上回ることになる。(顧客が工場を指定しなければ、最寄の工場までは「無制限」としている点)

現時点でのロードサービスの無料レッカーのスペック比較としては以下の序列となる。

1位 チューリッヒ(顧客指定先:100キロまで、最寄の修理工場:無制限)
2位 アクサ(顧客指定先:35キロまで、最寄の修理工場:無制限)
3位 ソニー損保(35キロまで)
4位 SBI損保(顧客指定先:30キロまで、最寄の修理工場:無制限)
5位 そんぽ24(顧客指定先:15キロまで、最寄の修理工場:無制限)
6位 アメリカンホーム(顧客指定先:10キロまで、最寄の修理工場:無制限)
7位 三井ダイレクト(最寄の修理工場:10キロまで)

ロードサービスの無料距離は、広告などでインパクトを与えるわかりやすい数値の1つなので、いかに先手を打って、「ロードサービスのスペックNo.1」というイメージを消費者に植え付けるかが重要になってくると考える。

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