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2007年2月 アーカイブ

2007年2月 8日

「ソニー損保は使えない」ブログの感想

「ソニー損保は使えない」ブログについて、契約者とソニー損保とのやりとりが詳細に掲載されていたため、今後の経過を見守り、何らかの決着が見られてから、コメントをしようと思っていたが、どうやらソニー損保側が「コミュニケーションボード」を閉鎖したようだ。
ソニー損保の「コミュニケーションボードの閉鎖」という対応は、個人的には少し大人気ないような気がする。


このブログの筆者のように、契約者が自分の契約している保険会社の担当者に対し疑心暗鬼になるようなことは、代理店型の既存損保ではそれほど見られないことから、これはダイレクト損保特有の問題として、ブログ記事の題材として興味深く思っていた。(私自身に野次馬根性があったのだが)


<ソニー損保の対応についての感想>

○:極めて小さな損害でも実際にアジャスター(鑑定人)が相手車両を損害確認をしている。一般的に今回のケース程度の金額の場合、実際に車を見に行かずに、「写真・見積り」で修理完了後に、電話で修理費交渉(協定)をすることがほとんどである。

×:事故の整合性が問題となっている事案であるにもかかわらず、契約者側の車両の確認をしていない。(契約者側の車両に損傷なしだからかもしれないが)

○:事故を使った場合と、使わない場合の翌年の保険料を契約者に情報提供している。これは親切。

○:契約者が自己負担をするかどうかはっきりしないにもかかわらず、示談代行や損害確認を行っている。通常、契約者が「保険を使う」という意思を明確に表明しなければ、保険会社は示談代行や、修理工場との修理費交渉(協定)をすることはできない。

×:保険請求の意思を明確に表明していない契約者に代わって、示談交渉などを行っているのは、保険会社側のサービスなのだが、それをサービスと理解してもらえないどころか、逆にクレームをつけられるというのは、ソニー損保の担当者の説明力にも問題があるのかもしれない。

×:契約者が保険請求の意思を明確に表明していないにもかかわらず、相手方にレンタカーを手配していること。実務上、ほとんどの場合、早期解決のために、契約者の保険請求の意思が明確に取れていなくても、相手方へ連絡を入れたり、レンタカーを手配するといった「初動対応」を行っており、問題になることはめったにない。
しかし今回のように、契約者が当初から保険を使うかどうか曖昧な態度を表明しており、なおかつ、相手車の損傷を自分が当てたものではないといっているような特殊事案では、保険金の請求意思を契約者から取り付けておいたほうがよかったのではないだろうか。
ただし、相手車のレンタカーを手配したことを契約者も追認しているようなので、それをもって、契約者の保険金請求の意思があったとみなせるのかもしれない。

○:コミュニケーションボードというツール。これを自分の手持ちの事故件数分対応する担当者は大変だろう。

×:個人のブログでさらされた程度で、コミュニケーションボードを閉鎖したこと。閉鎖すると対応に何かやましい点があったのかという印象を与える。事実でないことを掲載されたり、個人情報がさらされたわけでないのなら、放置して置けばよいと個人的には思う。


<本件の疑問点>
?:警察が立ち会っているにもかかわらず、警察がいる場で、相手方が主張している損傷が、自分がぶつけたものではないと、なぜ契約者が主張しなかったのか。

?:相手方の修理内容が不当だとしても、それをソニー損保側に不満として申し立てるのはなぜだろうか。自動車修理工場の知り合いがいるのであれば、相手方の修理工場や相手方に「不正請求だ」と言ったほうが話が早いと思うのだが、そうしない理由はなぜか。

?:相手の交換した部品の残存物を自分がもらう権利があると主張するのか。契約者が相手の修理費を自己負担ですでに支払ったのであれば理解できるのだが、まだ支払っていないようだ。
?:契約者が100%の加害者であるにもかかわらず、被害者側に「相手の車を持ってきてくれ」という要請をしている理由はなぜか。

いろいろ書いてしまったが、個別案件の詳細を知っているのはソニー損保と事故当事者だけであり、これ以上、外野がこの事案の個別内容についてコメントするのは当分控えることとする。


なお、このブログに「某損保の代理店」という方がコメントをしている。コメントのうち「自作自演事故では?」というと意見には同意できないが、その他のコメントは結構的を得ていると思う。(私の感覚がまだ損保業界体質が抜け切っていないからなのか?(苦笑))


<以下、ブログのコメントより>
異議アリ!! (某損保の代理店)   2007-02-07 23:39:46

保険使わない前提で保険会社に示談代行やらせておいてこの言いっぷり!(呆)

普段は商売敵のソニーだけど、あまりに一方的な内容なんで、保険屋家業を代表してコメントさせてもらいます。

あなたが今ソニーにやらせてる自動車事故の示談代行って、本来は弁護士法72条の規定で弁護士にしか認められてない業務なんだけど、日弁連と損保協会との間で昭和49年に以下の合意が交わされていて、現在の示談代行サービス付き自動車保険の発売に至ってるって訳。

①被害者の保険会社への直接請求を認め、保険会社自身の法律事務として示談代行を認める。
②被害者との折衝は保険会社正規常勤職員に限定しその資質の向上を図る。

つまり、今回の事故の賠償についてあなたに始めから保険を使う意志がなくて自腹を切るつもりだとすると、被害者である相手方はこの事故とは直接関係がないソニーと交渉する必然性がなくなる訳だから、本来あなたが直接相手と交渉するか弁護士を立てるべきであってソニーがあなたのために示談する必要性はないわけですよ。

とすると、今あなたがソニーにやらせてる示談交渉はソニーからすれば必要のない仕事で、単なるボランティアでやってくれてるということになる。

そもそも保険使う前提でしかやらせることができない示談交渉をソニーにタダでやらせておきながら、少しでも自腹額を下げたい為にソニーの損害認定方法に難癖付けるのは「筋違い」ってことになりゃしないですかね?
保険会社も慈善事業がないんだから、文句があるなら自分で勝手にやってくれ、ということでしょ。

はっきり言って、うちの保険会社ならとっくに放置プレーかましてるはずだよ、だって本来やる必要がない示談だもの、こんなことブログで書かれてまでお世話する義理ないでしょ。

あとさ、不当な見積り出してるの、ソニーじゃなくて相手方なんでしょ。文句言う先が違うんじゃないの?
それにあなたがぶつけた本人でしょ、それ棚に上げて被害者面してるのが読んでてムカつくんだよね。

ソニーの認定方法に多少問題があったとしてもさ、もっとまともなコミュニケーション取れないのかね?
これ、単なる陰湿ないじめだよ。
読んでる人間、みんなそう思ってると思うけどね。



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2007年2月 6日

「ソニー損保は使えない」

「ソニー損保は使えない」というすごいタイトルのブログを発見した。
100:0の事故を起こした契約者が、相手の修理代が高いのが納得できないという主張をしているブログのようだ。
もともと大したことがない事故なので、できれば示談交渉だけ代行してもらって、最終的には保険は使わずに自分で修理代を負担したいという意向らしい。

「相手の修理代が高い」とか「そんな修理をするのは納得できない」というクレームは、そんなに珍しくない。

詳細に担当者とのやり取りがブログにアップされているので、継続してウォッチしていく。
契約者が無理を言っているのか?
ソニー損保の対応に問題があるのか?
このやり取りから見えてくる、損保の事故対応のあり方とは?

注目して行きたい。

http://blog.goo.ne.jp/yuk370



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