使える損保ランキング

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週刊東洋経済2005.10.22特大号で「使える金融機関ランキング」という特集があった。
損保についてもランキングが出されている。
「正味請求時満足度」と「正味満足度」という2つの評価軸があり、「正味請求時満足度」というのは、どうやら事故を起こした時の対応(=保険金請求時)の満足度らしい。

<正味満足度ランキング>
1位 ソニー
2位 チューリッヒ
3位 三井ダイレクト
4位 アメリカンホーム
5位 アクサ
6位 AIU
7位 全労済
8位 ニッセイ同和
9位 東京海上日動
10位 日本興亜
11位 富士火災
12位 三井住友海上
13位 あいおい
14位 損保ジャパン
15位 JA共済

<正味請求時満足度ランキング>
1位 ソニー損保
2位 ニッセイ同和
3位 AIU
4位 日本興亜
5位 チューリッヒ
6位 東京海上日動
7位 三井住友海上
8位 三井ダイレクト
9位 あいおい
10位 JA共済
11位 損保ジャパン
12位 アメリカンホーム
12位 富士火災
14位 全労済
15位 アクサ


結果を見ると、ソニー損保が2冠に輝いたというものであり、3年連続通販で1位の売上というのも伊達ではないなというのが率直な感想である。

ただ、今回注目したいのが「正味満足度」ランキングでは上位を通販自動車保険が独占しているにもかかわらず、「正味請求時満足度」ランキングでは、通販自動車保険でもばらつきがあるという点である。「安かろう良かろう」と「安かろう悪かろう」の見分けのヒントになるように思う。

「正味満足度」ランキングで、通販自動車保険が上位を独占した原因は、おそらく調査対象者に「事故を起こさなかった人」の保険に対する評価を「保険料」という軸においているからであろう。
事故を起こさなければ、保険会社と直接接触する機会はほとんどないはずであり、評価は「保険料」や「イメージ」という表面的なものに大きく左右される。

一方、「正味請求時満足度」は、事故という一大事のときに実際に保険会社と接触をもった人の評価であり、本質的な価値の評価といえる。

通販会社で、正味満足度と正味請求時満足度のランキングの乖離が小さい順に並べてみる

<乖離:正味満足度順位-正味請求時満足度>
1位 ソニー損保(1位/1位)
2位 チューリッヒ(2位/5位)
3位 三井ダイレクト(3位/5位)
4位 アメリカンホーム(4位/12位)
5位 アクサ(5位/15位)


調査自体のサンプル数が少ないので、このランキングをそのまま鵜呑みにするのは危険だと思うが、ソニー損保は、保険料が通販自動車保険の中では安くないにもかかわらず、その価値が契約者にうまく伝わっていることが伺える。

アクサの保険金請求時満足度が最下位というのもその理由が気になる。


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