2005年8月アーカイブ

米系コンサルティング会社、J・D・パワー アジア・パシフィックによる自動車保険の顧客満足度調査の結果が発表となった。
それによると顧客満足度の総合ランキングで、チューリッヒ保険会社日本支店(チューリッヒ)が前年に続き首位となった。(前年はソニー損保と同点で首位)2位が僅差でソニー損保、3位がアメリカンホーム、4位アクサ損保、5位三井ダイレクトとダイレクト系が上位を占めた。
既存国内損保では7位に東京海上日動がようやく顔を出している。

また、保険金請求(事故によって保険を使った)についての評価では、なんと、不正請求事件が話題となったチューリッヒが首位となり、2位があいおい損保、3位が東京海上日動、4位がニッセイ同和、5位が損保ジャパン、6位富士火災、7位三井住友海上と続いている。

ソニー損保やアメリカンホームなどの他のダイレクト系がランキングに掲載されていないので、よほど評価が悪いのかと思ったのだが、注意書きを見てみると「サンプル数が99以下の保険会社はランキングに含まれない」と書いてある。ダイレクト系ではチューリッヒ以外はすべてサンプル数が99以下と少なかったようだ。
ただ、通販で売上が3年連続1位のソニー損保のサンプル数が99以下でランキングされていないにもかかわらず、ソニー損保より契約者が少ないチューリッヒがサンプル数が100以上あるというのはどういうことだろう。調査対象者に特定の保険会社への偏りがあるのではなかろうか?

感覚的に東京海上日動よりあいおい損保の事故対応がいいというのも理解できないし、あのニッセイ同和が損保ジャパンや三井住友より上位というのも信じがたい。
何より保険金未払いが1万4千件あった富士火災が三井住友より上位というのも不思議だ。

この会社自体は世界的に権威がある会社のようだが、調査対象者に偏りがあるようにも感じられ、調査結果をそのまま鵜呑みにするのは危険かもしれない。
ただいずれにしても、総合満足度を見る限りは、おおむね通販系の評価は悪くないということだけは事実だろう。


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