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2004年10月 アーカイブ

2004年10月31日

新潟県中越地震への企業姿勢

先日の新潟県中越地震について、各社サイト上にお見舞い文章を掲載しているが、各社のメッセージをそれぞれ読んでみた。

7月17日に台風によるお見舞いメッセージについての記事を書いたがそれと同じ会社別の傾向が出た。

ソニー損保アメリカンホームチューリッヒアクサそんぽ24は、各社問合せ先のフリーダイヤルを掲載している。

しかし、三井ダイレクトだけは、フリーダイヤルの番号を載せていない。
おそらく、自動車保険は地震による損害が免責(補償の対象にならない)ために、「電話してきても意味がない」と考えて掲載していないのだろう。
個人的には大切な契約者なんだから、相談くらいのってあげてもいいのにと思うが、これが三井ダイレクトの会社の考えなのだろう。

もし相談にのって状況をじっくり聞いてあげれば、もしかするとお客様が「地震による損害」と思ってあきらめていても、払えるケースもあるかもしれない。

そういった意味では、今回の三井ダイレクトのメッセージはあまりにも冷たい。


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2004年10月22日

ソニー損保の契約者向け新サービス

a1050fa1.gifソニー損保が10月21日にインターネットによる新しいサービスを開始した。

すでに契約をしている顧客向けのサービスで、最も注目すべきものとしては、「コミュニケーションボード」という契約者専用の伝言板である。

私もそうだが、日中になかなか保険会社と電話をすることができない人が、
担当者に質問や問い合わせをするときに、インターネットができる環境にあれば、会社のデスクからでも問い合わせをすることができる。

また、夜間の営業時間外は保険会社の担当者とは連絡が取れないが、これを使えば、夜、自宅に帰ってからでも、質問や問い合わせをすることができる。

日中なかなか電話をすることができない人にとっては、非常に利便性が高まるサービスと思われる。

これまで知らなかったが、事故のとき、保険を使った場合と使わない場合の保険料までディスクローズしているというのは、顧客に客観的な情報提供をするという意味で価値があると思う。
これなら、小損害のときに、保険をつかうべきかどうか悩まずに済む。

今回、ソニー損保のニュースリリースを改めて見直してみたが、ソニー損保は、加入した後のサービス(特に事故のときのサービス)に力を入れているのことがよくわかる。

新規契約を獲得するためのサービスに力を入れている三井ダイレクトなどと会社のスタンスが対照的で面白い。


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<以下ニュースリリース>

◆「コミュニケーションボード」でお客様との双方向コミュニケーションを実現します。
「コミュニケーションボード」は、事故解決に関する問合せや回答・連絡事項などを、お客様と当社が相互に書込み閲覧することができるインターネット上の伝言板です。事故解決の進捗状況などを確認する画面からワンクリックでアクセスできますので、お客様は事故解決に関する疑問点をその場で質問することも可能です。また、コミュニケーション履歴が一覧表示されますので、過去にやりとりした内容の確認も簡単にできます。
 なお、「コミュニケーションボード」はひとりひとりのお客様専用の IDとパスワードで保護されているため、メールでの送受信よりも高いセキュリティが確保でき、個人情報等保護の観点からもメリットが高いと考えています。


◆事故解決の動きは、メールでもタイムリーにお知らせします。
事故連絡を受付けたとき、お客様の専任担当者が決まったとき、「コミュニケーションボード」に新たに書込みがあったときなど、事故解決に関する動きがあった場合にはお客様が指定するEメールアドレス(PCでも携帯電話でも可)に、タイムリーにお知らせメールをお届けします。

*お客様のご要望に応じて、電話や訪問、郵送などによる連絡も従来同様実施します。

◆インターネットでも事故連絡が可能になりました。
従来から24時間365日電話で事故連絡を受付けていますが、インターネットでも、専用フォームに必要事項を入力して送信するだけで、いつでも事故の連絡ができるようになりました。
 お客様は、電話でもインターネットでもご都合の良い方法で事故の連絡をすることができますので、ケガや障がいなどで電話でのコミュニケーションが難しいお客様の利便性向上もはかれると考えています。


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2004年10月 9日

三井ダイレクトの携帯見積についての指摘

三井ダイレクトが9月30日のニュースリリースで、「携帯電話での保険料見積をその場で試算できるサービスを日本の損害保険会社で初めてはじめた」とのニュースリリースがあったと10月7日の記事で紹介したが、ある方よりメールで、実はこの「日本で初めて」というのはインチキじゃないかという指摘があった。
指摘によると、ソニー損保が2000年6月にi-modeでの見積サービスをスタートさせていて、「日本で初めて」というのは誤ったリリースではないかということである。

早速ソニー損保のニュースリリースのバックナンバーを調べた。

確かにi-modeだけとはいえ、三井ダイレクトの4年前にほぼ同等のサービスを提供していたことになる。
こういうのってリリースする前に、正確性を調査するものと思っていたが、結構いいかげんなものみたいだ。

それにしてもよくソニー損保もこんなリリースをされて黙っているなと思う。
「いまさら何をリリースしているんだ」と呆れているのではと思う。

私としても各社のニュースリリースを鵜呑みにするのではなく、きちんと調査してから記事にしなければと反省させられた。
指摘くださった○○様ありがとうございました。


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<以下 ソニー損保のニュースリリースより>ソニー損害保険株式会社(社長:山本真一)は、損害保険会社で初めて、iモード(*1)での自動車保険料の見積りサービスを2000年6月20日から開始します。
(URL. http://www.sonysonpo.co.jp/)


 このサービスではユーザー登録などの手続きが一切必要無く、いつでもどこでも気軽に、自動車保険料を無料で見積ることができます。また、補償内容の組み合わせを簡単に変更できますので、様々な条件でのお見積りを何度でも試すことができます。
 さらに、見積り結果表示画面から、ボタン操作一つで当社カスタマーセンターのフリーダイヤルにつながる仕組みになっており、iモードでの見積り結果を参考にしながら、より詳細な保険料や補償内容等について、その場ですぐに相談したり、資料請求や申込方法等について問合せをすることができます。

 ソニー損保は、自動車保険では日本初のインターネット「one step(ワンステップ)申込み」サービスを導入するなど、従来からネットワークを活用した新しい保険サービスを提供しておりますが、今回のiモードでの自動車保険料見積りサービスもその一環として位置付けております。今後も、お客様ひとりひとりとのつながりを大切にする「one on one(ワン オン ワン)」の考え方に基づき、各種情報端末機器の活用を通じた、ダイレクト保険会社ならではの新しい保険サービスを提案してまいります。


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2004年10月 7日

三井ダイレクトの携帯電話サービス

三井ダイレクトが携帯電話での保険料見積をその場で試算できるサービスを日本の損害保険会社で初めてはじめたとのニュースリリースがあった。

「ユビキタスネットワーク社会」が発展する中で、弊社は今後とも携帯電話などのモバイル端末の機動性・携帯性を活かしたサービスの充実に努め、「お客さまから選ばれ、喜ばれ、信頼される会社」を目指してまいります。

ということだが、ここは保険を売ることしか考えない会社なのだろうか?
新規契約獲得のサービスに関するニュースリリースは多いが、加入した契約者にとって価値のある新サービスのニュースリリースはとても少ない会社である。
ここに限らない話だが、加入後の事故対応や契約の変更手続きという本当に契約者の役に立つサービスを本気で考えない保険会社が多すぎるような気がする。
携帯って新規の見積りツール以外にもっと使い道があると思う。


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<以下ニュースリリースより>
三井ダイレクト損害保険株式会社(社長:岩崎 源弥)は、NTTイフ社(社長:中澤 豊)が提供するASPサービスを利用して、携帯電話を中心としたモバイル端末から、自動車保険の保険料を即時に(その場で)試算できる仕組みを実現し(日本の損害保険会社で初)、2004年10月1日より保険料見積請求サービスとしてスタートさせます。


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台風の応援

今年は台風が異常に多く上陸している。
台風が近づくと、損保社員は気が重くなる。

一番影響があるのはボーナスだ。保険金の支払が増えると決算に影響し、ボーナスが減らされる要因になる。
また、私のような損害調査部門の社員は、被災地の保険金支払の応援に行かされることが多い。
同期もぞくぞくと九州方面に出張で応援に駆り出されている。
応援自体は仕方がないことなのだが、その間に自分が担当している自動車保険のお客様や被害者対応が実質的にストップしてしまうことが一番つらい。
他の担当者やアシスタントが代わりに応対してくれるが、やはり込み入った話などは担当者以外にはわからない。
そのため、出張から帰ると「電話下さい」というメモの山になっていることがほとんどである。
担当者不在時の対応は、何とかならないものだろうか。いくらシステムで交渉履歴を管理するようになっても昔から大して変わっていないような気がする。


そんな中でも楽しみはある。応援のときは毎晩全国から応援で集まったメンバー+現地の社員で毎晩飲み会があって楽しいことと、残業がこのときはたっぷりつくということだ。損保では結構、こういう広域災害の応援がきっかけで社内結婚にいたることが多い。


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そんぽ24のハナコアラ

e8e96692.jpgそんぽ24のCMを見た。
変なコアラが3匹、クルマの屋根に乗り、軽快なリズムにのって、
腰を振っている。
ウケたのが、コアラが自分の鼻をはずし、それが携帯電話になり
そんぽ24に見積りの電話をするというところだ。
「ハナコアラ」というキャラクターだそうだ。
3匹のコアラがすべて同じ動きだとつまらないが、1匹だけ動きが遅れているのが面白い。

NOVAウサギと似た雰囲気でもあり、NOVAウサギのようにキャラクターグッズなど販売しそうである。

すでに、このハナコアラは人気がでそうな予感がする。
実際にネットでは話題になりつつある。
http://d.hatena.ne.jp/speed-star/comment?date=20041006#c
http://marysroom.jugem.jp/?day=20041004
http://love-chara.cool.ne.jp/
音楽も頭に残り、会社の知名度を高めるCMとしてはまずは成功ではないかと
思う。

しかしこれが実際の見積り→契約というアクションにつながるのだろうか?
サービスに目新しいものはないだけに、非常に興味深い。


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2004年10月 2日

そんぽ24損保スタート

b8bd401a.gifダイレクトライン(安田ライフダイレクト)が日本興亜に売却され、10月1日付で「そんぽ24損害保険」に社名変更された。
さっそく、社名以外にどう変わったのかサイトを見てみた。

期待に反してサイトはほとんどダイレクトライン時代のものを流用して、
ロゴを差し替えているマイナーチェンジ程度であり、特に目新しいことは
やってこなかった。
2004年7月9日のニュースリリースで発表された会社ロゴには「安心の24時間自動車保険」とサブコピーが添えられており、既存損保や通販系で最も事故対応に力を入れているソニー損保を驚かすような事故対応サービスを打ち出してくるかと期待していた。

しかし実際に使われているロゴはこの「安心の24時間自動車保険」というサブコピーは「自動車保険、かしこく選べば。」に変更されている。
おそらく、事故対応部門(損害調査部門)を中心とした保守派が「24時間対応してくれるような誤解を招くからやめたほうがいい」と指摘し、変更をしたものと思われる。

自動車保険で最も重要であるべき事故対応部門がこのような古い発想の会社では、通販系損保で勝ち残っていくのは難しいのではと思う。

これまでは、「安田ライフダイレクト」という旧財閥系のブランドが、消費者に何となく安心感を与えていたが、それが「日本興亜」では一般消費者に対してのブランドはないに等しい。

ブランドや事故対応で勝負できないとなると
いったいこの会社はどうやって他の通販系と差別化をしていくのだろうか?

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